この記事は、当ブログ記事「夢は脳が叶えてくれる!そのためにやるべき4つの行動【#1 ブレイン・プログラミング】」のAction1でやりたいことリストが書けずに悩んでいる方を対象に書いています。
楽しむことから疎遠になっている
今、こどもの頃のように夢中になっているコトはありますか?
社会人になると、純粋に楽しむということが難しくなってしまいます。
- 仕事が忙しくて好きなことに没頭できる時間がない
- 何をしたら楽しいと思えるのかわからない
- 好きなことをやっても昔ほど満足感が得られない
理由は様々あるかと思いますが、何かに夢中になることと疎遠になっている社会といえるのではないでしょうか。
誰にでも何かに夢中になった経験はある
でも、思い出してください。誰にでも、何かに夢中になっていたことがあるはずです。
時間を忘れ、食事することを忘れ、寝ることも忘れて、ただひたすら楽しいことに没頭することができた過去が。
忙しい毎日に疲れ果ててしまい、楽しんでいた記憶を振り返る余裕もありません。
そして、大人となった今は、こどもの頃のように楽しむことはできないのだ、という勝手な常識をつくりあげてしまっているのです。
だから、やりたいことは何かと自分に問いかけても明確な答えをだすことができません。
頭や心で制御してしまうのです。
- 仕事が忙しいし疲れているから、そんな余裕はないかな。(諦め)
- やったとして、それが何の役にたつのかな。(虚しさ)
- 昔は楽しんでたけど、今も楽しめるのかな。(怖れ)
楽しいことのはずなのに、楽しむことに臆病になっているのは悲しすぎますよね。
まずは、楽しんでいた記憶を振り返ることで、楽しんでいた自分を取り戻すことから始めてみましょう。
過去の自分を振り返る
と、いうことで、まずは過去の自分を思い出すことから始めました。
- 自分は何をすることが好きだったのか
- 自分は何に一番時間を費やしていたのか
- 自分は何を楽しんでいたのか
もう少し具体的にすると、
- 何をして遊んでいたのか
- どんな本を読んでいたのか
- どんなTV番組を観ていたのか
- どんな音楽を聴いていたのか
- 何をコレクションしていたのか
- etc
ということを思い出して、全て書き出します。
最初は、書き出すことが目的なので、ノートでも安いコピー用紙でも構いません。
わたしは、A3のコピー用紙にどんどん書き出していきました。
時代別に書き出す
思うままに書き出すのもいいですが、ある程度時代を区切ったほうが思い出しやすくなります。
わたしは、下記のように分割して、順番に思い出しながら書き出していきました。
- 小学校時代
- 中学校時代
- 高校生時代
- 大学生時代
- 社会人時代
あんなこともあったなぁ、と過去を懐かしみながら考えると、連鎖的に記憶がよみがえってきます。
楽しい思い出ばかりではないですが、苦い記憶は相手にしません。楽しかったことだけを思い出すようにしましょう。
フォーマットを作成し、整理した内容を書き写す
十分に書き出すことができたら、作成したフォーマットに書き直していきます。
フォーマットはエクセルなどで簡単に作成したもので十分です。
ちなみに、わたしが作成した(というほどのものではありませんが)フォーマットはこんな感じです。
書き出した内容を見直しながら、フォーマットに書き移していきますが、書き出したものの、あまり重要ではなかったなと思うものは削除します。
本当に好きだったコトだけが残るようにしましょう。
似たような項目をまとめ抽象化する
フォーマットへの移動が完了したら、もう一度見直します。
時代ごとに好きだったコトに違いはあると思いますが、本質的なところで共通している項目があると思います。
例えば、
- LEGOで遊ぶこと
- 作曲すること
という項目であれば、何かを作る(創る)という共通点があるといえます。
ここから見えてくるコトが、自分自身が好きなコトの本質であり、自分が大事にしている価値観であるといえます。
このように、書き出したリストを抽象化することで、何が自分にとって大事な価値観であるかを探り出しましょう。
楽しむことに前向きになる
この作業を行うことで、自分が好きなコトの本質がみえてきます。
あとは、この価値観にそって、自分がこれからやりたいと思うコトを考えてみましょう。
ここで重要なことは、自分の価値観を探り出したということもありますが、何より、自分が人生を楽しんでいたことがあるという事実について実感するということです。
自分が何か夢中になっていたことを思い出すことで、本当に楽しんでいた当時の状況がよみがえり、自分の感情を刺激してくれます。
昔できていたことが今できないなんでおかしいじゃないか!今もこれからも楽しいことをしたっていいじゃないか!
当時のような満足感・充実感に満たされた人生をとり戻したいと思うようになります。
声を大にしていいましょう。
わたしは自分の人生を楽しむんだ!
思考を変えて、言葉を変えて、行動を変えて、人生を変えていきましょう!
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